痩せているのに便秘のせいでお腹がポッコリに!20年便秘です
25歳の女性、フリーランスでウェブデザイナーやライターとして働きながら、主婦をやっています。便秘に悩み始めたのは、何と20年前の5歳の幼稚園児だった頃からです。
これは記憶の限りなので、もしかしたらもっと前かもしれません。要するに、小学校に上がる前から便秘だったのですね。
大体が3日に1回程の排便、5、6日出ないことも珍しくありません。さらに、連日排便があったとしてもどうにもスッキリせず、ずっとお腹の下あたりが張っています。
太っていないのに便秘のせいでぽっこりお腹に
私は結構痩せている方なのですが、便秘症状がひどい時は下腹ぽっこりが出て見えます。
外から見てもわかるくらいですから、自分でももちろん便が溜まっていることがわかり、気持ちもすごく不快です。
症状としては、一番つらいことは便が溜まりすぎたせいで腹痛をおこし、下痢になることです。しかも、下痢になるといっても、詰まっている部分は硬い便ですので、なかなか出てくれません。
下痢のように便意はあるのに、栓になっている便がなかなか出てくれないせいで、ずっとトイレでうんうん言いながらお腹の痛みと戦っています。この症状が数カ月に一度くらい起きる感じです。
生理前の便秘は特にひどくなる
基本的に年がら年中便秘なのですが、特に生理前はひどくなる傾向にあります。
女子生の方はご存知かもしれませんが、黄体ホルモン(プロゲステロンとも呼ばれる)が優位な状態になり、そのせいでホルモンバランスが乱れるんですね。
実は黄体ホルモンには腸の運動を抑える働きがあり、そのせいで便を押し出すぜん動運動が行われにくい状態になり、なかなか便を出すことができなくなります。
改善方法は色々なものを試しました。ヨーグルト、コーヒー、食物繊維などなど、良いと言われるものは片っ端から摂るようにしましたが、残念ながら劇的な効果は出ませんでした。
腸マッサージは簡単にできて便秘改善に効果があった
一番効果があった方法は「マッサージ」です。まずは良かったのが、お腹のマッサージ。
母が何となくやってみたら効果があったと言うので、半信半疑で試してみました。
方法はまず寝転がって、膝を立てます。そして、おへそのあたりから、「の」の字を描くように、指の腹で優しく腸をなぞります。これを何度か繰り返すだけです。スポーツジムや整体院に行く必要はありません。自宅で今日からすぐにできます。
ポイントは便は腸の左下、「S状結腸」あたりに溜まりやすいので、左下は特に念入りにマッサージをすること。その部分を触ってみると、カチカチに硬く、腫れているように感じるのですぐに分かります。これは便秘時の特有の症状です。
その硬いところが便の溜まっている箇所なので、そこを特に重点的に押し出すようにマッサージを続けることが大切です。
足ツボマッサージも同時にやってみよう
あとは、足ツボもマッサージします。大腸のツボは、足裏の真ん中から少し下にかけて集中しています。「反射区」と呼ばれるもので、悪いところを押すと痛いと感じる部分です。
色々な説がありますが、便秘がひどい時に大腸のツボ付近を押すと、激痛がします。痛くても我慢して、しばらく押したり揉んだり、を繰り返します。
このマッサージを毎日続けて、私は数か月で効果を感じるようになりました。完全に良くなったわけではないですが、明らかに改善されていると感じられます。
今では大体2日に1回は出るようになり、激痛で下痢になる頻度も減りました。
まだまだ、少し食生活が乱れたり、生理前になると便秘になってしまいますが、前のような不快感が激減したことで、ストレスが減って凄く嬉しいです。
便秘は女性に非常に多く、悩んでいる方も多いと思います。様々な改善方法が紹介されていますが、何をしても効かない!という方もたくさんみえるでしょう。自分もずっとそうでした。
ですが、それぞれに合った改善方法はきっと見つかります。完全に治らなくても、少しでも良くなるかもしれません。諦めず、色々な方法を試し続けてみてください。